「リンクス梅田」にある「ニッポンスタンダード」で購入した「三角だるま」。1個170円、6個入り1200円(各税別)。

●最上屋1

見ての通りビジュアル買いです。お菓子のコーナーに並んでいたので、「この子たちも、お菓子だろう」と、詳細をさほど気にせずに購入しました。

帰って原材料を見ると「手亡豆、砂糖、しそ粉、水あめ、もち米」の文字。
和菓子のようだけれど、おまんじゅう系? なんだろう??疑問に思いながら開封すると…。

●最上屋2
君ら、もなかやったんか!!  持ち帰るときに雑に扱うと、もなか皮がボロボロになるやつ!

もなか皮にも、だるまの顔。中は軽やかな風味のシソ餡でした。円錐型のもなかにシソ餡だなんて、珍しいわ~。

かわいくて縁起物。新年の手土産や、受験生のいる家庭にちょっとプレゼントするのによさそう。6個入りの包装紙もグッドデザインでした。

◆その正体は新潟・阿賀野市の伝統民芸品
「三角だるま」を作っているのは、新潟県阿賀野市にある「御菓子司 最上屋」。三角だるまは、水原町(現在は合併により阿賀野市)の民芸品で、これをモチーフにしたお菓子とのこと。

民芸品の「三角だるま」の正体を求めていると、阿賀野市の名産品の通販サイト「ごずっちょねっとSHOP」で、本家の三角だるまを発見しました。どうやら赤、青のほかに白もある模様。もなかの「三角だるま」と同じく、ひょうひょうとした表情がなごむわ~


▲海洋堂と中川政七商店のコラボ日本全国 まめ郷土玩具蒐集」にもあった……!

ところで、阿賀野市って新潟県のどのあたりにあるんだ? 阿賀野市観光協会HPによると、新潟市から車で30分、バスやJR利用で1時間。温泉やヨーグルト工場もあるし、何やらいろいろ面白そう。

日本酒好きとしては、一度行きたいと思っている新潟。阿賀野市を来年の旅先候補に追加しておきます。

★「三角だるま」もなかを買ったのは
リンクス梅田 ニッポンスタンダード 
大阪市北区大深町1-1、営業時間9時30分~22時

★「三角だるま」もなかを作っているのは
御菓子司 最上屋 http://www.aganosi-mogamiya.com/