「迷走しているなぁ」
これまで自分がアップしてきたブログを見た感想です。まさに迷走。

情報媒体の編集者として、書く仕事も多かった10数年。それにはいいことも悪いこともあるわけで……。
文章を書くことがさほど苦ではない。これはいいこと。
プライベートで書く文章までも、媒体独特の文体に染まってしまった。これが悪いこと。
特に、何か紹介めいたことが入ると、途端に媒体特有の文章になってしまうのです(これには退職した先輩も同意)。
そして、“文章を書くなら、何か紹介したい!”と思ってしまうのも、編集者の悲しい性というやつです。何というか、おこがましい思考やなぁ。

¶ 私は普段、どんな文章を書いていたんだ!?
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自分らしい文章は? 言葉は?
どうすれば読んでもらえるの?

ブログを書きながら試行錯誤。完全に「青い鳥」のチルチルミチル状態におちいる私。
・ブログの達人による“読まれるためのブログ”を読んで取り入れる
・ライティングの講座を受講する(いちばん青い鳥を探し求めた時期)
・関連する本を読む……などなど。
同じモチーフでも、方法を変えればこんなに内容が変わるのか、とブログは実験状態に。これまでのブログの文章や構成に統一感がないのは、そのときどきが影響されているからで、我ながらわかりやすい(苦笑)。

そして1つ気づいたのは、「はい、注目! この商品のいいところを3つ紹介します!」というテレビショッピングのような文章・構成は、私に向いていないということ。そういった記事が持つテンションが、自分じゃない気がするのです。

何かを紹介したがりの私なので、最後にこちらを。
迷宮を抜けだすための“何か”を感じた本です。電通のコピーライター「コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術」(ダイヤモンド社)。


あ。“自分っぽくない”投稿ですが、チルチルミチル状態の記録として、残しておこうと思います。試行錯誤はまだ続く……。

Photo by Lauren Mancke on Unsplash